時間を作るために必要なのは、まず「どこに時間を使っているのか」をはっきりさせることです。
でも正直、手帳に記録したり、エクセルで管理したり…そんなマメなことはなかなか続きません。私も、手書きの家計簿のように「行動を記録して分析しよう」と試みては、すぐに挫折してきました。
そこでおすすめするのが、すでに自動で記録してくれているものを活用する方法です。
スマホには「時間を見える化」する機能がある
実は、スマホにはどのアプリに時間を使っているのか分析する機能が用意されています。
- Android → Digital Wellbeing(デジタル・ウェルビーイング)
- iPhone → スクリーンタイム
これを見てみると「自分がどんなアプリに、何分くらい使っているか」が一目で分かります。
まずはこの「見える化」から始めるのが、改善への第一歩です。
実際にやってみた
確認方法は非常に簡単です。
Android(Android 10 以降)の場合(Digital Wellbeing)
- 「設定」アプリを開く
- Digital Wellbeingと保護者による使用制限 をタップ
- アプリの検索で、Digital Wellbeingといれても見つかります。
- ダッシュボードでアプリごとの使用時間を確認
- 各アプリをタップすると、利用した時間の詳細(どの画面やページにいたか)も確認できます
iPhone(iOS 18)の場合(スクリーンタイム)
- 「設定」アプリを開く
- スクリーンタイムをタップ
- App使用状況の確認 で、アプリごとの使用時間をチェック
実際に確認してみると、「SNSを2時間も使っている日があるなど」 というのが一目瞭然でした。
普段なんとなく思っていたことが、数字として可視化されるので「これは減らさないと」と実感できます。
把握した後は?
使いすぎているアプリの時間を減らして、本当にやりたいことを入れていきましょう。自分の力で減らせない場合は、タイマー機能を使って強制的に区切るのも有効です。
大事なのは、空いた時間を放置しないこと。
やりたいことを入れないと、結局また別の「無駄時間」が入り込んでしまいます。
私のお薦めは、電子書籍です。
Kindleや楽天Koboといった電子書籍アプリなら、普段スマホを使っていた時間をそのまま読書に置き換えられます。しかも有料で購入した本なら「せっかく買ったから読もう」と意識が働き、無駄時間の防止にもつながります。
まとめ
スマホには自動で行動を記録してくれる機能が備わっているので、手間なく「自分の時間の使い方」を見える化できます。
使いすぎているアプリを減らし、その分を「やりたいこと」に置き換えることで、毎日の充実度は大きく変わっていきます。
まずは一度、スマホの設定画面を開いて、自分の時間の使い方を確かめてみませんか?